大塚HD、FDAから「レキサルティ」の「13歳から17歳の小児における統合失調症の治療」で承認取得

株式

2022/1/11 16:01

 大塚ホールディングス<4578.T>は前週末7日、グループの大塚製薬とデンマークのH.ルンドベックが、米国において優先審査の指定を受けていた「13歳から17歳の小児における統合失調症の治療」に対する「レキサルティ」(一般名:ブレクスピプラゾール)の効能追加について、FDA(米食品医薬品局)から承認を取得したと発表した。

 新規抗精神病薬「レキサルティ」は、大塚製薬が創製した独自の薬理作用を有する新規化合物で、ルンドベック社と共同開発した。15年に米国で「成人の大うつ病補助療法」および「成人の統合失調症」の2つの効能で同時承認され、現在、統合失調症治療薬として、約60カ国で展開している。また、アルツハイマー型認知症に伴う行動障害や心的外傷後ストレス障害(PTSD)の適応などについても臨床開発を進めている。

 11日の終値は、前週末比13円安の4235円。

提供:モーニングスター社

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