明日の日本株の読み筋=軟調な展開が続きそう

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株式

2022/1/13 16:41

 14日の東京株式市場は、軟調な展開が続きそう。13日に大幅反落した反動から買いが期待されるものの、手がかり材料難のなか、週末要因もあり、見送りムードが強まりそう。また、足元で新型コロナの新規感染者数の拡大が続いていることから、消費動向への影響も懸念され、手控えに繋がることも想定される。同日は1月限株価指数先物・オプションSQ(特別清算指数)値の算出日にあたることから、市場推定値に注目が集まりそうだ。市場では「25日移動平均線(13日時点で2万8669円)や200日移動平均線(同2万8792円)などが上値として意識されそう」(中堅証券)との声が聞かれた。

 13日の日経平均株価は、前日比276円53銭安の2万8489円13銭と大幅反落して取引を終了した。終値算出間際の午後3時に、同320円70銭安の2万8444円96銭の安値を付ける場面もみられた。市場では「当面は堅調な動きが続くバリュー(割安)株優位の展開が続きそうだ」(他の中堅証券)との声が聞かれた。

提供:モーニングスター社

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