日経平均は31円程度安、採用銘柄の値下がり率上位に川崎汽、商船三井、郵船など

国内市況

株式

2022/1/20 10:38

 20日午前10時34分すぎの日経平均株価は、前日比31円程度安い2万7435円前後で推移する。現物株の寄り付き後、株価指数先物に断続的な買いが入ったことをきっかけに上げ幅を拡大する場面もみられた。ただ、戻り待ちの売りに上値を抑えられる格好が続くなか、中国人民銀行(中央銀行)が、プライムレート(最優遇貸出金利)を3.8%から3.7%に引き下げると発表した。中国景気への不透明感が台頭し、リスク回避姿勢が強まったもようで、午前10時23分には、同249円64銭安の2万7217円59銭の安値を付ける場面があった。為替市場では、ドル・円が1ドル=114円05銭前後(19日は114円42-43銭)で、朝方の水準から円高方向にある。

 日経平均採用銘柄では、値下がり率の上位に、川崎汽<9107.T>、商船三井<9104.T>、郵船<9101.T>、T&DHD<8795.T>、太陽誘電<6976.T>がランクイン。値上がり率の上位に、コナミHD<9766.T>、三越伊勢丹<3099.T>、リコー<7752.T>、ソニーG<6758.T>、オリンパス<7733.T>が入っている。

提供:モーニングスター社

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