<米国株情報>アメリカン航空、第4四半期は良好も先行きに不透明感

株式

2022/1/21 10:17

 アメリカン航空グループ<AAL>は20日寄り付き前に21年12月期第4四半期(10-12月)の決算を発表した。売上高は前年同期比2.3倍の94億2700万ドルと大幅な増収となり、最終赤字は9億3100万ドル(前年同期は21億7800万ドルの赤字)に縮小。一時的費用を除いた調整後の希薄化後1株当たり損失(EPS)は1.42ドル(同3.86ドル)となり、市場予想の1.5ドル前後よりも改善した。

 売上高のうち、旅客収入は同2.6倍の83億8200万ドル、貨物輸送収入は同20%増の3億4100万ドルだった。資金繰りは、21年12月末の手元流動性(現金と現金同等の資産額)が158億ドルとなっている。

 22年12月期第1四半期(1-3月)については、売上高を19年同期比で20-22%減と予想した。第4四半期の売上高を19年同期と比べると16.7%減となる。

 アメリカン航空の株価は20日、弱い見通しを嫌気され、前日比3.18%安の16.76ドルと4営業日続落して日中の取引を終えた。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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