四国化成が上げ幅拡大、22年3月期の連結業績予想を上方修正

株式

2022/1/25 16:14

 四国化成工業<4099.T>が上げ幅を拡大し、29円高の1435円を付けた。25日正午、22年3月期の連結業績予想を上方修正し、好感された。

 22年3月期業績予想で、売上高を515億円から535億円(前期比7.9%増)に、営業利益を80億円から84億円(同13.5%増)に引き上げた。年末からのオミクロン株の感染拡大などにより依然として予断を許さない状況が続くと思われるものの、米国市場における塩素化イソシアヌル酸の販売が好調を持続していることや、為替相場が円安基調にあり化学品事業で収益性が向上したことなどを織り込んだ。

 22年3月期第3四半期(21年4-12月)の決算は、売上高が392億2900万円(前年同期比8.9%増)、営業利益が61億5800万円(同26.0%増)だった。

 25日の終値は、前日比6円安の1400円。

提供:モーニングスター社

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