テセックが急騰、22年3月期第3四半期累計の好進ちょくを評価

株式

2022/1/26 13:39

 テセック<6337.T>が急騰。26日前引け後の決算発表で、22年3月期第3四半期累計(21年4-12月)の連結業績が好進ちょくを示したことが材料視された様子。株価は前日比146円高の2026円まで値を上げている。

 22年3月期第3四半期累計は、売上高53億400万円(前年同期比2.3倍)、営業損益11億6600万円の黒字(前年同期は5億3700万円の赤字)。導体業界において、経済活動の再開を背景とした自動車や産業向け需要、5G(第5世代移動通信システム)化や巣ごもり消費を背景としたパソコン、スマートフォン、ゲーム向け需要など、幅広い分野で需要が拡大する中、製品別売上高は「ハンドラ」27億7200万円(同4.2倍)、「テスタ」15億2500万円(同45.2%増)、「パーツ等」10億600万円(同67.6%増)と全分野で好調に推移。連結営業損益の通期予想15億円の黒字(前期は4億4800万円の赤字)に対する進ちょく率は77.7%で、当四半期末の受注残高は51億6100万円(前年同期末比2.9倍)となっている。

 午後1時37分現在の株価は145円高の2025円。

提供:モーニングスター社

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