<米国株情報>GM、25年末までにEV生産能力を年100万台規模に拡大

株式

2022/1/27 10:17

 米自動車最大手ゼネラル・モーターズ<GM>は25日、25年末までに北米でのEV(電気自動車)の生産能力を年間100万台に拡大する計画を発表した。

 GMは今回、新たに66億ドルを投じ、本拠地のデトロイトにあるオリオン自動車組み立て工場をピックアップトラック型EVの生産拠点に転換するための費用や、EV用充電池の生産能力増強の費用に充てる。

 年間100万台のEV生産の大半はオリオン自動車組み立て工場と、デトロイト近郊のハムトラムクにあるEV専用工場で生産される見通し。また、テネシー州や、カナダ、メキシコにある工場もEV専用工場に転換する計画だ。

 EV用充電池の生産では、韓国のLGエナジー・ソリューションと共同で、ミシガン州ランシングに3番目のEV用充電池工場を新設する。稼働開始は24年後半を予定している。フル稼働時の生産能力は年間で50ギガワット時(5000万キロワットワット時)となる。

 GMのEV販売台数は、21年に2万5000台弱と、同年のEV大手テスラ<TSLA>の90万台超に対して大きく溝を開けられているだけでなく、同じ自動車大手フォード・モーター<F>の2万7000台強にも後れを取っている。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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