SGHDが続急伸、22年3月期の業績予想を上方修正

株式

2022/1/31 14:06

 SGホールディングス<9143.T>が続急伸。28日引け後の決算発表で、22年3月期の連結業績予想を上方修正したことが好感された様子。株価は前週末比183円高の2529円まで値を上げている。

 22年3月期第3四半期累計(21年4-12月)は、売上高1兆1666億4000万円(前年同期比18.8%増)、営業利益1148億2800万円(同29.7%増)。「デリバリー事業」が営業利益746億3000万円(同18.1%増)と順調な拡大を示した一方、新型コロナウイルス感染症の拡大に起因した世界的な海上コンテナ需給のひっ迫でサプライチェーンの混乱が長期化し、海上および航空運賃の高騰が継続する中、スリランカに本社を置く同社連結子会社のエクスポランカ社が、海上および航空コンテナスペースを確保し、既存・新規顧客の旺盛な需要を取り込んだことで「ロジスティクス事業」が営業利益を311億3800万円(同3.1倍)に伸ばして全体をけん引。2ケタの増収・増益を達成した。

 これを踏まえ会社側は通期予想について、売上高を従来の1兆4500億円から1兆5200億円(前期比15.8%増)に、営業利益を1250億円から1390億円(同36.6%増)にそれぞれ引き上げている。午後2時5分現在の株価は131円高の2477円。

提供:モーニングスター社

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