CTCが3日ぶり急反落、22年3月期第3四半期決算発表をきっかけとした売りに押される

株式

2022/2/1 13:27

 伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)<4739.T>が3日ぶりに急反落し、一時236円安の2874円を付けている。1日午後1時、22年3月期第3四半期(21年4-12月)の連結決算(FRS)を発表。大幅な増益での着地となったが、決算発表をきっかけとした売りに押された。

 第3四半期決算は、売上収益が3590億3400万円(前年同期比8.5%増)、営業利益が348億5500万円(同51.9%増)だった。売り上げは、サービスビジネス、開発・SIビジネスおよび製品ビジネスのすべてにおいて増加。利益面では、販管費が増加したものの、売上総利益の増加やデータセンター資産の譲渡による一過性の売却益を計上したことも寄与した。

 22年3月期業績予想は、売上収益5200億円(前期比8.4%増)、営業利益485億円(同11.2%増)を据え置き。第3四半期決算の通期業績予想に対する進ちょく率は、売上収益で69.0%、営業利益で71.9%となっている。

 午後1時25分時点の株価は、前日比85円安の3025円。

提供:モーニングスター社

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