<米国株情報>エヌビディア、英アーム買収断念か―アームは再上場の可能性

株式

2022/2/8 14:03

 グラフィック・プロセッサ(GPU)大手エヌビディア<NVDA>はソフトバンクグループ<9984.T>傘下の英半導体設計大手アーム・ホールディングスの買収を断念したもようだ。英紙フィナンシャル・タイムズが8日、関係者の話として報じた。

 エヌビディアは20年にアームを総額400億ドル(約4兆6000億円)で買収すると発表したが、21年12月初め、独占禁止法当局のFTC(米連邦取引委員会)がアーム買収の差し止めを提起。EU(欧州連合)競争法当局も難色を示したほか、英独禁当局CMA(公正取引庁)も国家安全保障の観点から調査していた。

 買収断念が現実のものとなれば、エヌビディアはソフトバンクGに対し、最大で12億5000万ドルの違約金を支払うことになる。今後、ソフトバンクGがアームをロンドンかニューヨークの株式市場に再上場させる可能性もある。アームは16年にソフトバンクGによって買収されるまで、ロンドン市場に上場していた。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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