ローランドDが3日ぶり大幅反発、22年12月期は大幅増益見通しに配当の増額を計画

株式

2022/2/15 16:20

 ローランド ディー.ジー.<6789.T>が3日ぶりに大幅反発し、363円高の2949円を付けた。14日引け後、22年12月期の連結業績予想を発表。大幅な増益見通しに配当の増額計画を示し、好感された。

 22年12月期業績は、売上高494億円(前期比9.5%増)、営業利益73億円(同20.5%増)を予想。半導体部品の供給不足、コンテナ不足に起因する海上輸送の停滞などの影響はあるものの、設備投資需要は堅調に推移すると見込む。プリンターは、屋内・屋外広告の出力需要の回復に伴い、ハードウエアおよびサプライ品の売上増加を想定している。デンタル市場は、デジタル化が進む地域の販路拡大で、増収を見込む。配当は、中間期50円(前期実績40円)、期末80円(同60円)の合計130円(同100円)に増額する計画。

 21年12月期決算は、売上高が450億9500万円(前期比29.7%増)、営業利益が60億5600万円(同12.1倍)だった。

 15日の終値は、前日比203円高の2789円。

提供:モーニングスター社

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