日東電工が続急落、Mondi社のパーソナルケア事業に係る株式取得も響かず

株式

2022/2/18 14:06

 日東電工<6988.T>が続急落。17日引け後に、ロンドン証券取引所に上場する「Mondi社」のパーソナルケア事業を構成する子会社4社(ドイツ2社、中国1社、および米国のMondi Jackson LLCのパーソナルケア事業を承継する新設会社)の株式のすべてを総額6億1500万ユーロ(約799億5000万円)で取得し、同社の完全子会社とすることについて合意し、同日契約を締結したと発表したが、株価には響かない展開。前日比360円安の8250円まで値を下げている。

 Mondi社のパーソナルケア事業は、事業成長に必要な要素であるコア材料製造技術、グローバルトップ顧客とのリレーション、グローバル供給体制、および環境対応製品を備えており、買収によりこれらの要素を獲得することに加え、双方の販路を活用したクロスセルなどのシナジーを実現することで、これまで中東・アフリカなどの新興国市場中心に事業を行ってきた同社の衛生材料事業を新たなステージに引き上げることができると判断した。

 午後2時2分現在の株価は220円安の8390円。

提供:モーニングスター社

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