住友大阪、住友鉱にリン酸鉄リチウム電池材料事業を譲渡

株式

2022/2/24 15:48

 住友大阪セメント<5232.T>は22日、住友金属鉱山<5713.T>と同社のリン酸鉄リチウム(LFP)電池材料事業(新規技術研究所 電池材料研究グループ、子会社であるSOC Vietnamを含む)を住友鉱へ譲渡することで合意し、同日付で事業譲渡契約を締結したと発表した。

 同社では、LFP電池材料が電気自動車、定置式蓄電池への採用などにより今後も需要が拡大すると予測されるなか、既に複数のニッケル系正極材製品をラインナップし、増産体制を進めている住友鉱が同事業を営む方がより事業成長機会があると考え、同事業を譲渡することを決めた。譲渡の実行は、必要な許認可を取得することを前提に22年5月1日を予定している。

 24日の終値は、50円安の3440円。

提供:モーニングスター社

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