<今日の仮想通貨市況>買い優勢、バイデン米大統領が暗号資産税制の近代化を提案

仮想通貨

2022/3/29 10:58

 29日午前10時55分現在の主要暗号資産(仮想通貨)は、ビットコイン(BTC)が1BTC=587万655円(過去24時間比2.10%高)、イーサリアム(ETH)が1ETH=41万7709円(同3.31%高)、XRP(XRP)が1XRP=108.32円(同2.26%高)など買い優勢となっている。

 バイデン米大統領が28日、23年度(22年10月-23年9月)予算教書の中で、暗号資産税制を今日の実態に即した近代化の方向に修正することにより、向こう10年で109億ドルの財政赤字削減が可能になると指摘した。具体的には、(1)海外口座でのデジタル資産保有の報告義務化(2)デジタル資産を含めた時価評価ルールの修正、(3)金融機関や暗号資産ブローカーへの追加情報の報告要求――など。このほか、他の資産クラスを含めて有価証券の貸付を非課税として扱い、所得に含めることを提案している。市場では相場の活性化につながるとの期待感が高まっているようだ。

 このほか、金業界のロンドン貴金属市場協会(LBMA)とワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)が、金の採掘から保管、生産と流通サイクルの各段階で金の延べ棒を登録・追跡するためにブロックチェーンを活用する「インテグリティ・プログラム」を立ち上げたことなどが話題となっている。

(イメージ写真提供:123RF)

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