大成建設、放射式植物栽培ユニットを開発

株式

2022/4/6 16:28

 大成建設<1801.T>は6日、閉鎖型植物工場関連の栽培システムとして、放射式植物栽培ユニット「T-GreenVegeunit」を開発したと発表した。

 開発したユニットは、どこにでも設置可能で、栽培設備の省エネルギー化と栽培空間温度の均一化により、植物の品質向上と高い生産効率を実現するという。同社では、栽培棚ごとに配置された養液の設定水温を制御し、各栽培棚の下面にあるLED(発光ダイオード)照明部分に効率よく熱を伝える工夫を施すことで、棚の面全体からの熱放射を利用して、照明直下にある栽培棚の空間温度を個別に制御することを実現した。同社では、新設の植物工場にとどまらず、空間の有効活用として既存倉庫、営業中のレストランやホテルロビー、廃校の再利用などに対して、同ユニットの導入を積極的に提案するという。

 6日の終値は、前日比65円安の3445円。

提供:モーニングスター社

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