ヒトコムHDが続急落、22年8月期上期業績が計画を超過し、通期予想を増額するも材料出尽くし感

株式

2022/4/12 14:43

 ヒト・コミュニケーションズ・ホールディングス<4433.T>が続急落。11日引け後の決算発表で、22年8月期上期(21年9月-22年2月)の連結業績が計画を超過し、通期予想を増額したが、いったん材料出尽くしの動き。株価は前日比183円安の1567円まで値を下げている。

 22年8月期上期は、売上高319億4400万円(前年同期比22.2%減)、営業利益33億3700万円(同33.1%増)。22年年初以降の新型コロナウイルス感染症の変異株の感染再拡大を受け、ワクチン接種受付コールセンターやワクチン接種会場の運営支援等、新型コロナウイルス感染拡大対策関連業務を第2四半期(21年12月-22年2月)も継続して受託したことを主要因に売上高は従来予想を35億4400万円超過。増収効果に加え経費の効率的な運用により、営業利益も8億600万円上ブレた。

 これを踏まえつつ会社側は通期予想について、予想売上高を従来の585億9000万円から605億円(前期比7.8%増)に、営業利益を50億円から55億円(同14.9%増)にそれぞれ引き上げている。

 午後2時36分現在の株価は159円安の1591円。

提供:モーニングスター社

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