シグマ光機が急落、22年5月期第3四半期累計業績は好進ちょくも、通期予想据え置きに失望感

株式

2022/4/13 14:51

 シグマ光機<7713.T>が急落。12日引け後の決算発表で、22年5月期第3四半期累計(21年6月-22年2月)の連結業績は好進ちょくを示したが、通期予想を据え置いたことで失望感が広がった様子。株価は前日比146円安の1527円まで値を下げている。

 22年5月期第3四半期累計は、売上高75億6500万円(前年同期比18.7%増)、営業利益11億3000万円(同60.8%増)。国内・アジア地域を中心とした電子部品・半導体業界向けのレーザ加工機・検査装置向けの組込み用途の光学素子・薄膜製品や光学基本機器製品、およびバイオ業界向けの自動応用製品がそれぞれ好調に推移する中、主力の「要素部品事業」が営業利益を14億8500万円(同52.0%増)に伸ばして全体をけん引。連結営業利益の通期予想13億700万円(前期比39.3%増)に対する進ちょく率は82.5%に上ったが、第4四半期(22年3-5月)の営業利益予想は計算上2億3900万円(前年同期比14.7%減)と2ケタの減益にとどまる。

 午後2時46分現在の株価は103円安の1570円。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ