<今日の仮想通貨市況>売り優勢、パウエルFRB議長が0.5ポイント利上げを支持

仮想通貨

2022/4/22 10:21

 22日午前10時15分現在の主要暗号資産(仮想通貨)は、ビットコイン(BTC)が1BTC=519万4758円(過去24時間比2.48%安)、イーサリアム(ETH)が1ETH=38万3749円(同3.05%安)、XRP(XRP)が1XRP=94.17円(同2.75%安)など売り優勢となっている。

 パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長が21日、5月FOMC(米連邦公開市場委員会)での0.50ポイントの利上げを支持。米長期金利は同議長の発言を前に上昇し、発言後にはイベント通過で低下した。ただ、22日日本時間早朝に米長期金利が再び急伸すると、金利の付かない暗号資産はビットコインを中心に売りが強まる展開となっている。

 また、米金融大手ジェイピー・モルガン・チェースのアナリストが21日、米大手暗号資産取引所コインベース・グローバルの目標株価を引き下げたことを受け、コインベースの株価が大幅安となったことも相場のムードを冷やしたとみられる。

 このほか、米金融大手ゴールドマン・サックスのデービッド・ソロモンCEO(最高経営責任者)とハバナの暗号資産取引所大手FTXのサム・バンクマン・フリードCEOが3月にカリブ地方で会合を開いていたと21日に複数のメディアで報じられた。協業の可能性、暗号資産への規制対応、FTXの資金調達などについて話し合われたものとみられ、注目を集めている。

(イメージ写真提供:123RF)

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