<米国株情報>アルファベットは一時急落、第1四半期の売上高が市場予想下回る―広告収入伸び悩む

株式

2022/4/27 10:20

 グーグルの持ち株会社アルファベットが26日の夜間取引で、日中終値比2.70%安の2309ドルと下落した。一時は下落率が6%を超える場面があった。

 同日引け後に22年12月期第1四半期(1-3月)の決算を発表。売上高は前年同期比23%増の680億1100万ドルとなったが市場予想の681億ドル超には届かず、純利益は同8%減の164億3600万ドル、希薄化後1株当たり利益(EPS)は同6%減の24.62ドルと7四半期ぶりに減益となり、EPSも市場予想の26ドル弱を下回った。

 広告収入は前年同期比22%増の546億6100万ドルとなったが、伸び率は21年12月期第4四半期(10-12月)の33%増に比べて鈍化。動画共有サイト「ユーチューブ」の広告収入は同14%増の68億6900万ドルにとどまり、市場予想の75億ドル超を大幅に下回った。コロナ禍による巣ごもり需要の恩恵が薄れたことに加え、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻に伴うロシアでの事業停止の影響が現れた。

 決算と同時に、700億ドルの追加の自社株買いを実施すると発表した。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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