太平洋工が急騰、業績が計画を超過し23年3月期は2ケタの営業増益を予想、自社株買いも実施へ

株式

2022/4/28 14:54

 太平洋工業<7250.T>が急騰。27日引け後の決算発表で、22年3月期の連結業績が計画を超過し、23年3月期は2ケタの営業増益を予想。同時に、取得期間22年5月2日-8月31日の予定で上限10億円、130万株(自己株式を除く発行済株式数の2.15%)の自社株買いも実施するとしたことが好感された様子。株価は前日比150円ストップ高の1007円まで値を上げている。

 22年3月期は、売上高1644億7200万円(前期比9.4%増)、営業利益107億5600万円(同19.9%増)。「プレス・樹脂製品事業」が売上高1142億8400万円(同9.4%増)、営業利益49億2200万円(同25.8%増)と好調に推移し、「バルブ製品事業」も売上高499億9100万円(同9.3%増)、営業利益58億2800万円(同16.6%増)と順調に推移する中、連結売上高で34億7200万円、営業利益で7億5600万円それぞれ従来予想を超過した。

 続く23年3月期は、売上高1780億円(前期比8.2%増)、営業利益125億円(同16.2%増)を計画している。

 午後2時50分現在は、ストップ高買い気配で差し引き2万7000株の買い越し。

提供:モーニングスター社

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