重松製が3日続落、22年3月期の単体利益予想を上方修正も全体安から売りが優勢に

株式

2022/5/10 15:59

 重松製作所<7980.T>が3日続落し、34円安の827円を付けた。9日引け後、22年3月期の単体利益予想を上方修正したが、全面安商状の影響から売りが優勢となった。

 22年3月期業績予想で、売上高は123億円から119億1800万円(前期比6.2%減)に引き下げたものの、営業利益を5億5000万円から6億500万円(同26.5%減)に減益幅が縮小する。売上高は、主要顧客である製造業からの受注が堅調に推移したものの、感染症対策用保護具の受注は、国内の新型コロナワクチン接種の進展もあり伸び悩んだ。利益面では、営業活動の見直しによる諸経費削減効果に加え、売上高減少に伴う輸送費などの低減も寄与した。

 10日終値は、前日比15円安の846円。

提供:モーニングスター社

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