東精密が続急伸、22年3月期業績が計画を超過し期末配当を増額

株式

2022/5/11 14:00

 東京精密<7729.T>が続急伸。10日引け後の決算発表で、22年3月期の連結業績が計画を超過し、期末配当の増額を決定したことが好感された様子。株価は前日比285円高の4670円まで値を上げている。

 22年3月期は、売上高1332億7700万円(前期比37.3%増)、営業利益285億5000万円(同83.5%増)。主力の「半導体製造装置部門」が5G(第5世代移動通信システム)、サーバなどの通信関連ロジックデバイス向け需要が堅調に推移したほか、半導体デバイス国産化を推進する中国からの需要が高水準を維持し、大幅な増収・増益となる中、売上高で52億7700万円、営業利益で20億5000万円、それぞれ計画を超過した。これを踏まえ、期末配当を従来予想の84円から引き上げ101円(前期は62円)で決定。年間185円(同104円)配当としている。

 続く23年3月期は、売上高1500億円(前期比12.5%増)、営業利益311億円(同8.9%増)を予想。

 午後1時57分現在の株価は180円高の4565円。

提供:モーニングスター社

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