大東建託が急落し年初来安値、連結子会社での不適切な会計処理判明で嫌気される

株式

2022/5/25 12:08

 大東建託<1878.T>が急落。一時320円安の1万670円を付け、20日に付けた年初来安値1万760円を割り込んだ。24日引け後、連結子会社で不適切な会計処理を行っていたことが判明したと発表、嫌気された。

 同社は、4月13日の管掌役員からの告発を契機に、同社社員による不適切な経費使用の疑いが発覚し、社内調査を進めていた。調査チームからの経過報告では、適切な承認を経ない経費の使用約50万円に加え、連結子会社の未払金および未払費用の過大計上(22年3月末時点で約5億6900万円)、連結子会社の広告宣伝費などの不適切な支払い(22年3月期に約1億6200万円)が確認された。社内調査は、現在も継続しており、当該社員の関与する会計処理全般について広範囲に調査を行うとともに、当該社員の管理者などへの聞き取りや件外調査、原因分析も進めているという。

 前場終値は、前日比230円安の1万760円。

提供:モーニングスター社

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