明日の日本株の読み筋=軟調な展開で「森よりも木」の動きか

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株式

2022/5/26 16:30

 27日の東京株式市場は、軟調な展開となりそう。引き続き、米国株式頼みの状況が続くなか、買い手がかりに乏しいなか週末要因や、現地30日の米国市場がメモリアルデーの祝日で休場となることも重なり、積極的な売買は控えられそう。市場では「メモリアルデー明けは、6月3日の米5月雇用統計に関心が向かうとみられる」(中堅証券)との声も聞かれた。イベントや重要指標を控え、様子見姿勢が強まるとみられるなか「森(全体)よりも木(個別)」の動きが中心となりそう。

 26日の日経平均株価は、前日比72円96銭安の2万6604円84銭と3日続落して取引を終えた。買い手がかり材料難や、戻り待ちの売りに上値を抑えられる格好だった。通常取引終了後、東京証券取引所が発表した5月第3週(16-20日)投資部門別売買状況(現物株)によると、海外投資家は金額ベースで336億円の買い越しで、2週ぶりに買い越しとなった。

提供:モーニングスター社

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