レナサイエンスが一時急騰、ニプロとの共同研究契約の延長で買い人気

株式

2022/5/27 12:05

 レナサイエンス<4889.T>が急騰し、一時45円高の450円を付ける場面があった。26日引け後、ニプロ<8086.T>との「血中透析中の低血圧を予測するAI(人工知能)アルゴリズム開発」に関する共同研究契約を延長すると発表、買い人気を集めた。

 同社は、聖路加国際病院や民間の15透析医療施設からの3000症例(透析回数80万件)の医療テータを取得し、透析中の急激な血圧低下を予測するAIの開発に取り組み、初期の目標精度を達成。今後は、透析中の安全な除水量を予測するAI機能をさらに追加し、熟練度の低い医師や看護師にとって役立つ透析医療システムの開発を目指すため、21年5月にニプロと締結した共同研究契約を2年間延長することで合意したという。

 前場終値は、前日比9円高の414円。

提供:モーニングスター社

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