日経平均は382円安、業種別値下がり率上位は鉄鋼、非鉄金属、機械など

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株式

2022/6/10 10:06

 10日午前10時時点の日経平均株価は前日比382円58銭安の2万7863円95銭。朝方は、9日の欧米株安を受け、売り優勢で始まった。ECB(欧州中央銀行)は9日、7月に量的緩和政策を終了し、同月中に0.25%の利上げに踏み切る方針を示した。欧州主要国債利回りの上昇とともに米長期金利も上昇し、投資家心理の悪化につながった。先物売りを交えて日経平均は下げ幅を拡大し、一時2万7831円19銭(前日比415円34銭安)まで下落した。その後下げ渋ったが、戻りは限定され、次第に上値の重い動きとなっている。

 東証プライムの騰落銘柄数は値上がり219、値下がり1559。東証業種別株価指数では全33業種中、31業種が下落している。値下がり率上位業種は、鉄鋼、非鉄金属、機械など。値上がりは2業種で、建設、保険。

午前10時頃の値上がり率上位銘柄(東証プライム)

・太平洋セメ<5233.T>

・ラウンドワン<4680.T>

・住友大阪<5232.T>

・シンクロF<3963.T>

・東名<4439.T>

午前10時頃の値下がり率上位銘柄(東証プライム)

・IRJHD<6035.T>

・ラクーンHD<3031.T>

・ビューティガレージ<3180.T>

・TOWA<6315.T>

・JMDC<4483.T>

提供:モーニングスター社

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