日経平均は397円安、構成銘柄では大平金、クボタ、住友鉱などが値下がり率上位

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株式

2022/6/10 11:04

 10日午前11時時点の日経平均株価は前日比397円47銭安の2万7849円06銭。朝方は、9日の欧米株安を受け、売り優勢で始まった。ECB(欧州中央銀行)は9日、7月に量的緩和政策を終了し、同月中に0.25%の利上げに踏み切る方針を示した。欧州主要国債利回りの上昇とともに米長期金利も上昇し、投資家心理が悪化した。先物売りを交えて日経平均は下げ幅を拡大し、一時2万7805円45銭(前日比441円08銭安)まで下落した。その後の戻りは限定され、足元では上値が重く安値圏で推移している。

 日経平均構成銘柄では、大平金<5541.T>、クボタ<6326.T>、住友鉱<5713.T>などが値下がり率上位。半面、太平洋セメ<5233.T>、住友大阪<5232.T>、協和キリン<4151.T>などが値上がり率上位。

提供:モーニングスター社

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