神島化工が続急落し年初来安値に接近、22年4月期の営業利益が計画未達

株式

2022/6/13 12:38

 神島化学工業<4026.T>が続急落。10日引け後の決算発表で、22年4月期の単体営業利益が計画未達となったことが嫌気された様子。株価は前週末比114円安の1306円まで値を下げ、5月25日の年初来安値1305円に接近している。

 22年4月期は、売上高217億8700万円(前期比10.1%増)、営業利益20億7800万円(同37.9%増)。2ケタの増収・増益ではあるが、第4四半期(22年2-4月)に限ると営業利益は3億5700万円(前年同期比24.8%減)にとどまり、2億2200万円の未達となった。第4四半期は、「化成品事業」は営業利益4億4200万円(前年同期比5.0%増)と順調に推移したが、「建材事業」が営業利益5400万円(同70.3%減)と、第3四半期(21年11月-22年1月)の3億4700万円(同77.0%増)から急減速した。

 続く23年4月期は、売上高238億円(前期比9.2%増)、営業利益22億円(同5.9%増)と、増収・増益を見込んでいる。

 午後零時38分現在の株価は49円安の1371円。

提供:モーニングスター社

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