AB&Cが急騰、22年10月期の業績予想を下方修正するもアク抜け感

株式

2022/6/15 14:25

 AB&Company<9251.T>が急騰。14日引け後の決算(IFRS)発表で、22年10月期の連結業績予想を下方修正したが、アク抜けの動き。株価は前日比82円高の766円まで値を上げている。

 22年10月期について、予想売上収益を従来の134億6400万円から120億3100万円(前期比10.3%増)に、営業利益を22億700万円から13億1200万円(同13.3%減)にそれぞれ引き下げている。主要KPI(重要業績評価指標)である「スタイリスト当たり顧客数」に一定程度の回復を想定していたが、新型コロナウイルス感染症の影響の長期化により同KPIの推移が想定を下回る見込みとなったことや、顧客側の事情のみならず、同社スタイリスト側の各種事情(スタイリストおよびその家族の感染、保育・教育機関の閉鎖等)により店舗運営体制にも大きな影響が発生したこと。加えて、出店環境の悪化から新規出店に関しても計画に対して遅れが生じたことが主な要因。

 22年10月期上期(21年11月-22年4月)は、売上収益56億7300万円(前年同期比5.7%増)、営業利益5億500万円(同30.9%減)だった。

 午後2時26分現在の株価は40円高の724円。

提供:モーニングスター社

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