<米国株情報>シティ、ボーイングの目標株価を引き下げ―機体生産不調なら「現値から4割安」と

株式

2022/6/17 10:45

 金融大手シティグループは16日、顧客向けリポートで、航空・宇宙機器大手ボーイングの向こう12カ月間の目標株価は219ドルから209ドルに引き下げている。

 シティは現在の737MAXと777X、787の生産体制に懸念があると指摘。生産水準と収益性が予想通りとなれば209ドルがフェアバリュー(本来価値)となるとした。足元の株価水準(16日終値は前日比0.27%安の133.36ドル)を上回っていることから、投資判断は「ニュートラル」(中立)から「バイ」(買い)引き上げたが、いずれの機体も生産が不調になれば、フェアバリューは現在の株価を4割近く下回る約84ドルになるとしている。

 シティグループでは、「787の納入再開やコロナ禍関連の規制が解除された中国での737MAXの運航再開が焦点になる」としている。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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