<米国株情報>住宅建築大手レナーが9日ぶり反発も上げ幅縮小、第2四半期業績を評価も先行き不透明

株式

2022/6/22 10:29

 住宅建築大手レナーが21日、前週末比1.58%高の65.65ドルと9営業日ぶりに反発した。一時は同5.49%高の68.18ドルと急伸したが、先行きの不透明感が意識され、上げ幅を縮めた。

 寄り付き前に22年11月期第2四半期(3-5月)決算を発表。売上高は前年同期比30%増の83億5870万ドル、純利益は同59%増の13億2076万ドル、調整後の希薄化後1株当たり利益(EPS)は同59%増の4.69ドルとなり、売上高、同EPSともに市場予想を上回った。

 住宅の新規受注は件数ベースで同4%増の1万7792戸、金額ベースでは同20%増の90億9827万ドル。1戸当たりの平均販売価格は同16%増の51万1000ドルと、住宅価格の高騰を反映している。引き渡しは同14%増の1万6549戸、金額ベースで同33%増の79億7944万ドルとなった。

 一方、第3四半期(6-8月)については、新規受注を1万6000-1万8000戸、引き渡しを1万7000-1万8500戸と予想した。同社のスチュアート・ミラー会長は、「住宅価格が高騰し、住宅ローン金利もこの6カ月で2倍に上昇しているため、第3四半期の住宅需要は鈍化する」とみている。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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