パスが急騰し年初来高値、北海道医療大学とマウスで微細藻類由来フコキサンチンによる抗がん効果を確認

株式

2022/6/28 10:33

 パス<3840.T>が急騰。一時27円高の93円を付け、5月27日の年初来高値74円を大きく更新した。27日引け後、連結子会社のアルヌールと、北海道医療大学薬学部および漢方医科学研究所(大阪府大阪市)との「微細藻類由来フコキサンチンによる大腸がん化学予防」の共同研究で、大腸発がんモデルマウスに対して微細藻類由来フコキサンチンによる抗がん効果を確認できたと発表、買い人気を集めた。

 同社では、今回の共同研究による23年3月期の連結業績への影響については、軽微としているが、将来的には、アルヌールで製造したフコキサンチン原料をがん患者へ投与する原薬となるよう知見を重ね、製薬メーカーや医療機関に対して提供できるよう研究を行うとしている。

 午前10時31分時点の株価は、前日比16円高の82円。

提供:モーニングスター社

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