三菱重工、グループ会社がGTCC発電所向け二酸化炭素回収プラントに関する基本設計を受注

株式

2022/7/11 16:04

 三菱重工業<7011.T>は11日、グループの三菱重工エンジニアリング(MHIENG)が、カナダ・アルバータ州の天然ガス焚きガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)発電所向け二酸化炭素回収プラントに関する基本設計(FEED)を、同国の発電会社であるキャピタル・パワー社から受注したと発表した。

 今回FEEDの対象となる二酸化炭素回収プラントは、キャピタル・パワー社がアルバータ州に保有するジェネシー発電所の1、2号機向けに設置予定で、MHIENGが関西電力<9503.T>と共同開発した二酸化炭素回収技術である「Advanced KM CDR Process」が採用される。総二酸化炭素回収量は年間約300万トンと大規模なものとなり、回収した二酸化炭素は地下に貯留される予定という。

 11日の終値は、前週末比39円高の5053円。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ