小野測器が急落し年初来安値、22年12月期第2四半期と通期の連結業績予想を下方修正

株式

2022/7/25 13:25

 小野測器<6858.T>が急落。一時28円安の414円を付け、12日の年初来安値423円を割り込んだ。前週末22日引け後、22年12月期第2四半期(1-6月)と通期の連結業績予想を下方修正し、嫌気された。

 第2四半期の業績予想で、売上高を59億円から50億5700万円(前年同期比2.8%増)に、営業損益を1億4000万円の黒字から2億5300万円の赤字(前年同期は5億1600万円の赤字)に引き下げた。受注は回復傾向にあるものの、特注試験装置において部品供給不足により、売上予定であった案件が先延ばしになったことなどが影響する。通期業績予想で、売上高を120億円から110億円(前期比11.7%増)に、営業損益は3億円の黒字から5000万円の黒字(前期は8億5900万円の赤字)に減額。下期においても部品供給体制の混乱が続く事が想定され、同社においても、当初見込み通りの生産、出荷、売上が出来ない懸念があることを織り込んだ。

 午後1時22分時点の株価は、前週末比17円安の425円。

提供:モーニングスター社

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