KOAが急騰し年初来高値、23年3月期第2四半期と通期の業績予想を上方修正

株式

2022/7/26 11:18

 KOA<6999.T>が急騰。一時328円高の2019円を付け、6月7日の年初来高値1829円を大きく更新した。25日引け後、23年3月期第2四半期(22年4-9月)と通期の連結業績予想の上方修正および、配当の増額を発表、好感された。

 第2四半期業績予想で、売上高を352億円から362億円(前年同期比14.4%増)に、営業利益を31億円から50億円(同44.2%増)に増額。通期予想で、売上高を713億円から728億円(前期比12.1%増)に、営業利益を64億円から98億円(同71.3%増)に引き上げた。自動車向け市場において、半導体不足による生産制約や上海市のロックダウンの影響により需要は弱含みで推移するものの、為替レートの円安影響や製品ミックス、原価改善などを織り込んだ。配当予想は、中間期が従来予想の20円から25円(前期実績16円)、期末も同20円から25円(同20円)に増額し、年間配当は50円(同36円)となる見込み。

 第1四半期(22年4-6月)の決算は、売上高が186億4900万円(前年同期比16.8%増)、営業利益が26億7500万円(同39.0%増)だった。

 午前11時15分時点の株価は、前日比265円高の1956円。

提供:モーニングスター社

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