明日の日本株の読み筋=もみ合い商状か、FOMCを前に手控えムード継続に

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2022/7/26 16:32

 あす27日の東京株式市場で、主要株価指数はもみ合い商状か。現地26-27日開催のFOMC(米連邦公開市場委員会)を前に手控えムードが続きそうだ。織り込みが進んでいるとの見方もあるが、結果を見極めるまではポジションを一方向に傾けづらいとみられる。26日にはマイクロソフトやアルファベット(グーグルの親会社)の決算発表が予定され、その業績動向が注目されるが、27日にメタ・プラットフォームズ(旧フェイスブック)、28日にアップル、アマゾン・ドット・コムなど米巨大IT(情報技術)企業の決算が相次ぐだけに引き続き注視する必要がある。

 26日の日経平均株価は続落し、2万7655円(前日比44円安)引けとなった。現地25日の米国株式は高安まちまちながら、日本時間26日朝の時間外取引での米株価指数先物安が重しとなり、朝方は売りが先行した。いったん上げに転じたが、先物売りを交えて再度軟化し、下げ幅は一時160円に達した。その後、下げ渋る場面もあったが、買いは続かず、後場終盤にかけては上値が重くなった。FOMC(米連邦公開市場委員会)を控え、様子見気分が強まった。日経平均は20日に200日移動平均線を回復し、その後も同線上を保っていることで上昇基調は温存されているとの指摘もあった。

提供:モーニングスター社

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