<米国株情報>アルファベットは急伸、第2四半期の売上高が市場予想とほぼ一致

株式

2022/7/27 10:37

 グーグル持ち株会社のアルファベットが26日の夜間取引で、日中終値比4.98%高の110.25ドルと急伸した。同日引け後に22年12月期第2四半期(4-6月)の決算を発表。売上高が前年同期比13%増の696億8500万ドルとなり、市場予想とほぼ一致したことが材料視されたもよう。一方、純利益は同14%減の160億0200万ドル、希薄化後の1株当たり利益(EPS)は同11%減の1.21ドルとなり、市場予想を下回った。営業利益率も28%と、前期の30%や1年前の31%を下回った。

 グーグルがパートナーサイトなどに支払うトラフィック(通信量)獲得コスト(TAC)を除いたベースの売上高は同13%増の574億7100万ドルだった。

 部門別の売上高は、広告収入部門が同12%増の562億8800万ドルとなり、市場予想を上回った。ユーチューブ事業(広告収入)は同5%増の73億4000万ドル、クラウド部門は同36%増の62億7600万ドル、クラウドコンピューティングサービスや同社独自のスマートフォン「ピクセル」などのハードウエアを含む「その他収入」は同1%減の65億5300万ドル、自動運転車を開発しているウェイモを含むアザー・ベッツ部門は同0.5%増の1億9300万ドルだった。

 費用面では、TACが前年同期比12%増の122億1400万ドルとなった。TACの広告収入に占める比率は17.5%(第1四半期は17.6%)だった。

 今後の業績見通しは明らかにしなかった。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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