大同特鋼が3日ぶり反発、23年3月期第2四半期の連結利益予想を上方修正

株式

2022/7/29 16:34

 大同特殊鋼<5471.T>が3日ぶりに反発し、245円高の3960円を付けた。29日午後1時、23年3月期第2四半期(22年4-9月)の連結利益予想を上方修正し、好感された。

 第2四半期業績予想で、売上高は2800億円(前年同期比9.7%増)を据え置いたが、営業利益を115億円から195億円(同1.8%増)に引き上げ、一転して増益となる見込み。足元での新型コロナウイルス感染症の再拡大やウクライナ情勢の長期化など、先行きは不透明な状況が継続しているが、販売価格の是正が進むなか、主要原材料である鉄屑価格が前回公表時の前提を下回る水準で推移していることや、固定費を中心としたコスト削減が進んでいることなどを織り込んだ。

 23年3月期第1四半期(22年4-6月)の決算は、売上高が1376億8200万円(前年同期比4.9%増)、営業利益が101億9000万円(同3.0%減)だった。

 29日の終値は、前日比235円高の3950円。

提供:モーニングスター社

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