米国株式市場:利益確定売りに押され、NYダウ・ナスダック4日ぶり反落

株式

2022/8/2 7:46

 1日の米国株式は、4日ぶりに反落した。NYダウが前週末比46.73ドル安の3万2798.40ドル、ナスダック総合指数が同21.712ポイント安の1万2368.976ポイントで取引を終了。出来高概算は、ニューヨーク市場が8億7011万株、ナスダック市場が42億3771万株だった。

 NYダウは、前週末にかけ3日間で1080ドルを超える上昇をみせていただけに、短期的な利益を確定する売りに押される格好となった。ペロシ米下院議長のアジア歴訪を巡り、複数の米メディアが台湾を訪問する見通しと報道。訪問に反対する中国との対立を警戒し、様子見ムードも広がった。NYダウ採用銘柄では、シェブロンやキャタピラー、トラベラーズなどが、値下がり率の上位に入っている。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、8月1日の大阪取引所清算値比115円安の2万7885円だった。

提供:モーニングスター社

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