セ硝子が急騰、23年3月期第2四半期の連結業績予想を上方修正

株式

2022/8/2 14:40

 セントラル硝子(セ硝子)<4044.T>が急騰。一時365円高の3655円を付け、7月27日に付けた年初来高値3370円を大きく更新した。1日引け後、23年3月期第2四半期(22年4-9月)の連結業績予想を上方修正し、好感された。

 第2四半期業績予想で、売上高を750億円から770億円(前年同期比21.5%減)に、営業利益を30億円から60億円(同2.3倍)に引き上げた。ハイドロフルオロオレフィン製品や医薬関連製品などの主力製品の輸出価格の円安に伴う上昇、リチウムイオン電池用電解液製品の販売好調および価格改定の寄与、持分法投資利益の増加、円安による為替差益の計上などを織り込んだ。通期業績予想については、世界的に経済情勢の不透明感が強く、下半期業績想定の変動幅が大きいとし、従来予想の売上高1600億円(前期比22.4%減)、営業利益90億円(同23.9%増)を据え置いている。

 23年3月期第1四半期(22年4-6月)決算は、売上高が373億3100万円(前年同期比26.2%減)、営業利益が36億3500万円(同90.8%増)だった。

 午後2時38分時点の株価は、前日比190円高の3480円。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ