住友化学が続伸、23年3月期第2四半期業績予想を上方修正

株式

2022/8/2 16:09

 住友化学<4005.T>が続伸し、19円高の550円を付けている。1日引け後、23年3月期第2四半期(22年4-9月)の連結業績予想(IFRS)を上方修正し、好感された。

 第2四半期業績予想で、売上収益を1兆5500億円から1兆5700億円(前年同期比18.5%増)に、営業利益を850億円から1000億円(同30.7%減)に修正し、減益幅が縮小する見込みとした。健康・農業関連事業で、南米での農薬販売が好調に推移しているほか、エッセンシャルケミカルズ部門でも、石油精製事業の交易条件が良好である見通しにあることなどを織り込んだ。通期予想は、為替相場や原料価格の動向に加え、世界経済の見通しが不透明であることから、売上収益3兆1200億円(前期比12.8%増)、営業利益1800億円(同16.3%減)を据え置いている。

 23年3月期第1四半期(22年4-6月)の決算は、売上収益が7741億3400万円(前年同期比21.2%増)、営業利益が662億8200万円(同13.6%増)だった。

 2日の終値は、前日比18円高の549円。

提供:モーニングスター社

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