タツモが急騰、業績予想上ブレを評価

株式

2022/8/4 10:33

 タツモ<6266.T>が急騰し、一時150円高の1419円を付けた。3日引け後、22年12月期第2四半期累計(22年1-6月)および通期の連結業績予想を上方修正し、評価材料となっている。

 第2四半期累計業績予想は、売上高が120億9000万円から128億8500万円(前年同期比32.3%増)、営業利益が8億5600万円から12億8900万円(同72.8%増)に上積みされた。受注から売上計上の期間が短い搬送装置部門の売上が堅調に推移したことなどにより、売上高は予想を上回る見込みとなった。利益面では、従来から取り組んでいる原価低減活動の効果なども寄与した。

 通期業績予想では、売上高が253億3800万円から261億3300万円(前期比18.8%増)、営業利益が25億5500万円から29億8800万円(同42.8%増)に引き上げられた。下期業績予想は据え置いたが、上期業績予想の増額分を反映した。

 午前10時33分時点の株価は、前日比101円高の1370円。

提供:モーニングスター社

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