<米国株情報>ディズニーは大幅続伸、第3四半期は増収増益、動画配信会員数はネットフリックス上回る

株式

2022/8/12 10:27

 ウォルト・ディズニーは11日、前日比4.68%高の117.69ドルと大幅に続伸した。10日引け後に22年9月期第3四半期(4-6月)の決算を発表。売上高は前年同期比26%増の215億0400万ドル、純利益は同53%増の14億900万ドル、一時的要因を除いた調整後の希薄化後1株当たり利益(EPS)は同36%増の1.09ドルとなり、売上高、EPSともに市場予想を上回った。

 部門別の売上は、主力のテーマパーク部門が同70%増の73億9400万ドルと、5期連続の増収。ケーブルテレビなどのリニア・ネットワークス部門は同3%増の71億8900万ドル、映画部門は同26%増の21億1100万ドルだった。

 動画配信サービス「ディズニー+(プラス)」「Hulu(フールー)」「ESPN」からなるダイレクト・コンシューマー・プロダクト部門は同19%増の50億5800万ドルと、8期連続の増収となった。また、会員数はディズニー+が同31%増の1億5210万人、フールーが同8%増の4620万人、ESPNは同53%増の2280万人となり、全体の有料視聴者数は2億2110万人と、ネットフリックスの2億1087万人を超えた。

 ただ、24年までのディズニー+の会員数の目標は、従来の2億3000万-2億6000万人から2億1500万-2億4500万人に引き下げた。また、12月8日から米国では月額料金を7.99ドルから10.99ドルに値上げする。その代わり、従来の料金で視聴可能な広告付きプランを導入する。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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