DyDoが急落、23年1月期利益予想の下方修正を嫌気

株式

2022/8/29 14:44

 DyDoグループホールディングス(DyDo)<2590.T>が急落し、一時160円安の4680円を付けている。前週末26日引け後、23年1月期(22年1月21日-23年1月20日)の連結利益予想を下方修正し、嫌気された。

 23年1月期業績予想で、売上高は1560億円から1655億円(今期から収益認識に関する会計基準を適用するため前期との比較はなし)に引き上げたものの、営業利益を33億円から7億円(前期比84.7%減)に減額し、一転して営業減益となる見込みとした。売上高は、トルコでの飲料事業が大幅な増収となる見込み。一方、利益面では、第3四半期(7月21日-10月20日)において、投資有価証券売却益約3-4億円の計上を見込むが、高騰傾向にあるコーヒー豆をはじめとする原材料価格に加え、直近の国際情勢の変化による原油価格の高騰や急速な円安の進行に伴い、製造や配送にかかるエネルギーコストなどの影響を織り込んだ。

 23年1月期第2四半期(22年1月21日-7月20日)決算は、売上高が797億8100万円(今期から収益認識に関する会計基準を適用するため前年同期との比較はなし)、営業利益が7億2300万円(前年同期比73.6%減)だった。

 午後2時43分時点の株価は、前週末比105円安の4735円。

提供:モーニングスター社

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