エンバイオHがストップ高カイ気配、差し引き10万株超の買い物

株式

2022/9/7 10:53

 エンバイオ・ホールディングス(エンバイオH)<6092.T>が急騰。前日比100円ストップ高の735円まで買われた後、同値のカイ気配となっている。午前10時50分時点では、差し引き10万株超の買い物。6日引け後、経済産業大臣および環境大臣から、子会社のエンバイオ・エンジニアリング(EE)が開発した「バイオオーグメンテーションによる塩素化エチレン類汚染土壌・地下水の浄化」の事業計画が、「微生物によるバイオレメディエーション利用指針」に適合していることが確認され、商業利用が可能になったと発表、買い人気を集めた。

 同社によると、EEが開発した技術(利用微生物)を用いた工法は、トリクロロエチレンを無害なエチレンに高速で脱塩素化し、より毒性の高い中間生成物であるジクロロエチレンやクロロエチレンを土壌・地下水中に蓄積しないという特長があるという。従来の原位置浄化工法では、現場の条件などによりジクロロエチレンやクロロエチレンの残留が見られる場合があったが、同技術は特に高い脱塩素活性を有しているため浄化が可能となったという。

提供:モーニングスター社

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