<米国株情報>ゲームストップ急伸、第2四半期は赤字が市場予想ほど膨らまず―暗号資産交換所と提携も

株式

2022/9/8 12:49

 ゲーム機器・ソフト販売大手ゲームストップが7日の時間外取引で、日中終値比11.65%高の26.84ドルと急伸した。同日引け後に発表した23年1月期第2四半期(22年5-7月)決算や、暗号資産(仮想通貨)交換所大手との提携が好感された。

 第2四半期の売上高は前年同期比4%減の11億3600万ドル、最終赤字は1億870万ドル(前年同期は6160万ドルの赤字)と5四半期連続の赤字となり、調整後の希薄化後1株当たり損益(EPS)は0.35ドルの赤字(前年同期は0.19ドルの赤字)に拡大したが、赤字幅は市場予想の0.42ドルの赤字ほど悪化しなかった。

 ハードウエア部門、ソフトウエア部門ともに振るわなかったが、コレクタブル(収集品の保管)事業が前年同期比26%増と好調だった。当期にデジタルアートやデジタル資産として知られるNFT(非代替性トークン)資産の売買が可能になるNFTマーケットプレイス(インターネット上で個人と企業が自由に参加できる取引市場)がスタートしたことが背景。

 また、暗号資産(仮想通貨)交換所大手FTXとの提携も発表した。ゲームストップはFTXのギフトカードを販売するほか、新しいイーコマース(電子商取引)事業で協力する。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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