テンポイノベ、モーニングスターが転貸借物件数目標の前倒し達成を予測

株式

2022/9/13 12:56

 飲食店向け店舗物件に特化した店舗転貸借事業を展開するテンポイノベーション<3484.T>が底堅い動き。

 モーニングスターが13日付レポートで、25年3月期の転貸借物件数目標が段階的に上方修正され、3000件が視野に入ると指摘した。テンポイノベーションは中期経営計画を更新し、3カ年目の25年3月期で営業100名体制(22年3月期末40名)、売上高164億1700万円(同114億1500万円)、転貸借物件数2879件(同1951件)とした。店舗転貸借物件数の伸びが業績成長に直結するビジネスだが、近年は営業教育制度が充実しており、中期的に営業人材が仕入担当に引き上げられていくペースが早まり、目標が前倒し達成される公算が大きいとしている。

 レポートの投資判断「オーバーウエート」(強気)継続、想定株価レンジは1000-1150円(前回は1100-1400円)。世界的な利上げサイクルを背景に株式市場が軟調相場になったことからレンジを引き下げたが、同社とビジネスモデルが一致する競合先は見当たらず、競争優位性と業績成長性は損なわれていないと指摘する。

 午後零時56分時点の株価は前日比1円安の918円。

提供:モーニングスター社

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