ヤーマンが急落、23年4月期第1四半期の大幅減益を嫌気

株式

2022/9/14 10:54

 ヤーマン<6630.T>が急落し、一時179円安の1291円を付けている。13日引け後、23年4月期第1四半期(22年5-7月)の連結決算を発表。大幅な減益となり、嫌気された。

 第1四半期決算は、売上高が116億8800万円(前年同期比9.9%増)、営業利益は17億8400万円(同39.1%減)だった。国内各販路は大きく売上を伸ばした前年同四半期に及ばなかったものの、中国における販売が引き続き好調を維持した。利益面では、円安に伴う調達コストの上昇が原価を押し上げたことや、ヘアケア・シェーバーなどの新たなカテゴリに注力した広告宣伝活動や、研究開発、人材の確保・育成などの先行投資を積極的に進めたことなどが影響した。

 第2四半期業績予想は、売上高220億円(前年同期比5.2%増)、営業利益44億円(同12.1%増)を据え置き。第1四半期決算の第2四半期業績予想に対する進ちょく率は、売上高で53.1%、営業利益で40.5%となっている。

 午前10時53分時点の株価は、前日比175円安の1295円。

提供:モーニングスター社

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