<米国株情報>ツイッター、株主総会でマスク氏による買収を承認

株式

2022/9/14 13:33

 短文投稿サイト大手ツイッターは13日に株主総会を開き、電気自動車大手テスラなどの代表を務める実業家のイーロン・マスク氏CEO(最高経営責任者)による買収計画を承認した。マスク氏はツイッター買収を撤回した一方、ツイッターは契約通り買収を履行するよう提訴しており、今後は10月に審理入りする裁判の行方が注目となる。

 ツイッターの株価は13日に前日比2.56%高の42.47ドルまで上昇したが、結局は同0.8%高の41.74ドルで引けており、マスク氏が提示した買収価格の1株54.2ドルを大幅に下回っている。市場はマスク氏による買収の履行に懐疑的のようだ。

 株主総会の前、ツイッターの前セキュリティ担当責任者だったピーター・ザトコ氏が上院司法委員会の公聴会で、ツイッターが外国の諜報機関によるハッキングを複数回受けていたと内部告発し、ツイッターのユーザーデータ保護への懸念を証言している。裁判が進行するにつれて、こうした内部告発が増えてくるとの見方がある。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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