Olympicが急落、23年2月期第2四半期累計の連結業績予想を下方修正

株式

2022/10/11 14:41

 Olympicグループ<8289.T>が急落。一時20円安の536円を付け、9月28日の年初来安値543円を割り込んだ。前週末7日引け後、23年2月期第2四半期累計(22年3-8月)の連結業績予想を下方修正し、嫌気された。

 第2四半期累計の業績予想で、営業収益を523億円から472億3000万円(前年同期比7.1%減)に、営業利益を12億5000万円から2億7000万円(同85.0%)に引き下げた。営業収益は、まん延防止等重点措置が解除されるなど、巣ごもり需要が落ち着いたことによる反動減に加え、急速な円安の進行やロシア・ウクライナ情勢の長期化による輸入価格、資源・原材料価格などの高騰による、節約志向の強まりの影響を受けた。利益面では、可能な限り商品価格を維持し、費用削減により利益を確保する方向としたが、光熱費などの上昇の影響を受けた。通期の連結業績予想については、現在精査中とし、修正が必要となった場合には、速やかに開示するとしている。

 午後2時40分時点の株価は、前週末比17円安の539円。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ